ブランド時計マニアなら知っておきたい、機械式時計の代えがたい魅力

ブランド時計マニアなら知っておきたい、機械式時計の代えがたい魅力

ブランド時計マニアを自任する方なら、やっぱり心が躍るのは「機械式時計(メカニカルウォッチ)」。新作モデルが続々と登場しても、機械式時計の歴代モデルは色あせることなく、「昔ながらの良さ」として後世に受け継がれています。
一体なぜ、クォーツ式時計やスマートウォッチの市場が現れているのに、機械式時計は時計好きの心を捕らえて離さないのでしょう。そこには、きちんとした理由があります。
クォーツ式時計やスマートウォッチにしか興味がない、という人も、本記事を読めば、きっと機械式時計が欲しくなりますよ。

みんなが機械式時計を選んだ5つの理由

まず、すでに機械式時計を持っているユーザーの本音をみていきましょう。なぜ機械式時計を手に入れようと思ったのかが分かり、とても興味深いですよ。

【機械式時計を選ぶ理由①】時計の針が小刻みに動き、一秒が長く感じられるから!

時計の動きそのものに魅了されるのは、まさに機械式時計ならではだと思います。ノスタルジックな気持ちに浸りたいときに、腕元に添えてみてはいかがでしょう。

【機械式時計を選ぶ理由②】うっとりするような機構で、メカ好きにはたまらないから!

数ある機械式時計の中でも、「スケルトン」「メカニコ」「オープンハート」といったブランド時計では、歯車部分のムーブメントを覗き見ることができます。ちょっとした専門知識を身につければ、あなたも機械式時計を自由にカスタマイズできるかも!?

【機械式時計を選ぶ理由③】一生モノで、次の世代にも残せるから!

「資産価値」も機械式時計の大切なキーワードです。物心がついた頃から家にあった機械式時計を今もなお家族の誰かが使い続けていたり…お金には代えがたい、歴史という価値がありますよね。

【機械式時計を選ぶ理由④】単純にカッコイイ。デキる大人のイメージに華を添えてくれるから!

「機械式時計はレトロで、マニアックな男性がつけるもの」という固定観念にとらわれていませんか? 女性がさりげなく機械式時計を着ければ、仕事ができるキャリアウーマンのイメージに変わりそうですね。

【機械式時計を選ぶ理由⑤】電池交換せずに済むから!

毎日のように腕時計を身につける人は、機械式時計がお勧めです。機械式時計の多くはゼンマイ仕掛けですから、電池がなくても時計の針を動かすことができます。振り子のようにしっかりと手を振って、機械式時計のゼンマイをめいっぱい巻いてあげましょう。

機械式時計を手に入れる前に知っておきたい豆知識4つ

機械式時計の魅力について、だんだんお分かりいただけてきたでしょうか。
しかし、機械式時計の特徴や寿命、手入れ方法などもきちんと頭に入れておかないと、「こんなはずでは……」と失敗してしまうこともあります。機械式時計の良し悪しを理解して、手に入れるかどうかを検討しましょう。

機械式時計は、なぜゼンマイ仕掛けなの?

ゼンマイを巻かないと数日間で止まってしまうということは、正直に言えば、それだけ「手間がかかる」ということでもあります。磁気や衝撃にも弱く、机から落としたり扉に当たったりするだけで、精度が大きく狂ってしまうという弱点もありますね。
それでもなお、高級ブランド時計の多くが機械式時計を好んで採用しています。
その理由としては、次のことが考えられます。

  • ゼンマイ仕掛けの腕時計は、力強い針の動きとなる。
  • 力強い針の動きになれば、太くて長い針を文字盤の上に載せられる。
  • 太くて長い針になれば、デザインの幅が広がる。
  • 太くて長い針になれば、老眼になっても時間が見やすく、いつまでも手にとってもらえる。

効率化が進む現代社会において、機械式時計の仕組みがいまだに変わっていないのにはきちんと理由があったのです。

機械式時計の寿命はどれくらい?

きちんと使い続けられた機械式腕時計には、資産としての価値をもちます。
電池と電子回路で動く「クォーツ時計」の寿命が約10年なのに対して、機械式時計は定期的なメンテナンスを施せば数十年以上にわたって使用することができるのです。
時代が進むにつれて、かつて大量生産された人気モデルが希少モデルとなり、当時の何倍もの価格で市場に出回ることもあるでしょう。

機械式時計のメンテナンスって何?

機械式時計は分解修理が可能です。
目安として、4年に1回、「オーバーホール」と呼ばれる定期的なメンテナンスを行う必要があります。今、機械式時計を手に入れる人は、オリンピックの開催時期が近づいたら、「そろそろ腕時計のメンテナンスもしないとなー」と覚えればよさそうです。
「オーバーホールってどんなことをするの?」と思ったあなた。
主な内容は、ムーブメント(機械の可動部)内の分解・洗浄・注油です。
繊細な部品が集まっているムーブメントでは、定期的なメンテナンスをしないと摩耗や油切れが起こってしまいます。
オーバーホールの費用は、修理専門店に出せば2万円前後 で済みます。ブランド名やモデル、ムーブメントの種類によって金額は大きく変わりますが、何十万もかかるわけではありませんのでご安心ください。

機械式時計を調べていると目にする、トゥールビヨンや永久カレンダーって何?

機械式時計の魅力のひとつは、計算つくされた美しい機構です。
たとえば、重力による精度の誤差を補正する「トゥールビヨン」や、機械の動きで音を鳴らす「ミニッツリピーター」、うるう年すら自動で調整してくれる「永久カレンダー」といったものが有名です。機械式時計には、時計好きならずとも心がワクワクするような、さまざまな機構が用意されています。お時間のある方は、次の関連記事にもぜひ目を通してみてください。

関連記事価格に見合う価値あり!ブランド時計の複雑な機構

コスパ重視であれば、やっぱりクォーツ式時計(水晶時計)かスマートウォッチ?

もちろん、実用性を第一に考える方であれば、クォーツ式時計(水晶時計)やスマートウォッチを選ぶことは決して間違ったことではありません。クォーツ式時計は大量生産によってお手頃な価格となり、磁気帯びに強く、数日間身につけなくても時刻がずれる心配はありません。
また、スマートウォッチは、健康管理や電子マネー機能、音楽機能、通知機能など、お手持ちのスマートフォンと連動させて、より快適な生活を送ることができます。しかし自分好みの設定に変えるのが億劫だったり、すぐに充電が必要だったり、モデルによって性能の優劣の差が顕著です。
悩ましいところですが、それぞれの特徴をよく理解してから、どのブランド時計を手に入れるのかを決めましょう。
考え方によっては、機械式時計もコストパフォーマンスに優れていると思います。一度でも機械式時計を買っておけば、「一生を通じて使える腕時計が手元にある」ということになるのですから。

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ちょっと世話の焼ける機械式時計を、可愛がってみませんか?

丁寧に扱わないといけないし、毎日のように身につけていないと時刻がずれてしまう。
でも、そんな手間がかかるところが、かえって魅力。
機械式時計のデメリットを、むしろメリットに思えるような人に、私は強くお勧めします。
美しい機械式時計のとりこになり、「もうクォーツ時計には戻れない!」とうれしい悲鳴をあげるブランド時計マニアもいるようです。機械式時計にはそれだけ魅力とロマンが詰まっているのです。ハイテクな製品があふれる時代だからこそ、あえて機械式時計を選んでみるのも悪くはありませんよ。


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