ブランド腕時計の装着感を大きく左右する「重心」のお話

ブランド腕時計の装着感を大きく左右する「重心」のお話

せっかく買った腕時計の着け心地がイマイチ……
時計好きな皆さんも、そんな失敗をしたことがあるのではないでしょうか。
デザインがどんなに優れていても、肌との相性が悪ければ、身につけることなく家に放ったらかしになってしまいます。着け心地の良い腕時計の特徴を知っていれば、そのようなもったいない事態を招かずに済むかもしれませんね。とくに高価なブランド時計であれば、次々と新しいものを買っていたら、お金がいくらあっても足りません。
買う前から、着け心地の良し悪しを判断できるようになりたいと思いませんか。
これまで、本サイトでは「肌との相性」や「腕時計の重さ」「アレルギー」など、時計の着け心地を左右する条件について考え、それを考慮したブランド時計の選び方をお伝えしました。

参考記事
お肌との相性から考えるブランド時計の選び方
決め手は重さ!?毎日でも使いたくなるブランド時計の見きわめ方
ブランド時計の素材は何がおすすめ?こだわりたい人が知っておくべき6つの素材

今回は「時計の重心」のお話です。少しマニアックかもしれませんが、重心の高低を理解しておくと、どの腕時計を選べばいいのかが自ずと分かってくるはずです。

装着感で失敗したくなければ、とにかく軽くて薄い時計を買ってみる

腕時計と重心の関係をお伝えする前に、着け心地の良い腕時計を今すぐ手に入れたい人にお勧めのモデルをご紹介しましょう。それは、「薄くて軽い腕時計」です。
一般的に、薄くて軽い腕時計は腕なじみが良く、反対に「大きくて厚い腕時計」では肌に違和感を覚えやすいといわれています。

【一般的な腕時計の重さ】
50g:軽い
100g:普通
200g:重い

【ケースの厚さ】
5mm:極薄
10mm:薄型
15mm:標準(少し厚め)
20mm:極厚

目安としては、重さ100gまで、厚さは10mmまでの腕時計が、良好な装着感を得やすいでしょう。たとえばデスクワークの邪魔にもなりにくいといわれています。

ただ、軽い時計というのは、強い衝撃を受けると簡単に壊れてしまうことがあります。仕事柄でよく手を動かす人や、普段から体を動かすのが好きな人は、薄くて軽い腕時計を避けたほうがいいかもしれませんね。

重い腕時計を選ぶときは、「重心の位置」を意識しよう!

腕時計のサイズが大きくて重くなったからといって、必ずしも装着感が悪くなるわけではありません。
肌なじみの良くない腕時計の多くは、時計の重心が高い傾向にあります。
「金属ベルトやラージサイズの腕時計を選びたいけれど、着け心地が気になってしまう」という方は、重心の低いモデルを選びましょう。
重心が低くなれば、重心は腕に近い位置にきます。重心が腕に近い位置にあれば、腕を振ってもグラグラしにくくなります。

そうはいっても、重心の低いモデルをどうやって見抜けばいいのでしょうか。
簡単に見抜く方法としてお勧めなのが、「リューズの位置をチェックすること」です。
リューズとは時計盤の横についている、引っ張ったり回したりできる小さな突起物のような部分のこと。時刻調整や日付調整のほかに、機械式時計であればゼンマイの巻き上げを行うときなどに役立ちます。
リューズのある位置には、腕時計を動かすために必要なムーブメントもあります。
リューズを可能なかぎり肌に近づけている時計であれば、腕時計内部にある緻密な部品も肌にグッと近づきます。その結果、重心を低く抑えられるというわけです。

着け心地の良さは、重心以外にも「接触面積」がポイント!

腕時計と肌の接触面積が広い時計も、装着感が劇的に改善されます。
時計全体の重量に対して接触面積が小さすぎると、重さを感じるうえに不安定です。
接触面積を広げれば、時計の重さを分散されるわけです。
あるブランド時計のモデルでは、裏蓋をほぼフラットにし、ストラップやブレスレットを固定する「ラグ」の部分を、腕に沿うように大きく湾曲させています。このように接触面積に気を配った腕時計は、快適な装着感を期待できます。逆に、ラグの部分も水平になっていたら、ラージサイズモデルであっても接触面積が小さくなって、違和感を覚えるでしょう。

軽い時計は革ベルト、重い時計は金属ブレスレットに替えてみてもOK

時計とベルトの重さのバランスも重要です。
軽い腕時計でしたら、革のベルトにすることで、着けているのを忘れてしまうかのような装着感を得られます。
重い腕時計を選ぶ場合、金属ブレスレットならば重心は腕に近くなり、装着感も改善されます。逆に重い時計に革ベルトをつけてしまうと、重心の位置は上がり、装着感の悪化につながるでしょう。

できれば、ベルトピンの位置にも注目してください。
ピンの位置が重心よりも低いと時計は外へ飛び出そうとするが、重心よりも高ければ手首にフィットするように動きます。不快感を覚える原因は、意外とこんなところにも潜んでいるのです。

参考サイト 重心位置とベルトピンの関係│Unix Design Office Inc.

流行のブランド時計や新作モデルも、重心の位置が決め手になる

昨今のブランド時計の特徴は、「分厚くて重く、角張ったデザイン」です。見た目が派手で頑丈なモデルのニーズが高まっているようですね。
ということは、これからますます、重心の位置に優れた腕時計を見抜けるようになることが求められるということです。
流行に見合った新作モデルを追求するあまり、肝心の着け心地がなおざりになってしまうケースもあるかもしれません。値段の高い腕時計ほど着け心地にも優れているとは限りません。ご自身に合った重心の位置がありますので気をつけましょう。

重心の位置を踏まえたうえで、腕時計を選んでみませんか?

装着感にイマイチ納得がいかないときは、デザインよりも重心のほうに問題があるのかもしれません。重さを変えることで解決できそうだと思ったら、一度、革ベルトから金属ブレスレットに変えたり、金属ブレスレットから革ベルトに変えてみてください。簡単な方法ですので、ぜひ試してほしいと思います。

これからどの腕時計を選ぼうか迷っている人は、私たちHAPPYSIDEにお任せください。
お客さま一人ひとりに見合ったご提案をさせていただきます。
「イメージと違う」「腕なじみが良くない」という理由で、返品してもかまいません。ブランド時計をお気軽に手に取っていただける方が一人でも増えれば、私たちも幸せになれます。


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