意外と知らない[グローバル機能]の選び方~GMT・ワールドタイム・UTC、どこが違うの?

意外と知らない[グローバル機能]の選び方~GMT・ワールドタイム・UTC、どこが違うの?

自分に合ったブランド時計を探している皆さんは、ブランド時計雑誌や腕時計情報サイトに目を通すことがあります。
そこで、「GMT」「ワールドタイム」「UTC」などの用語が当たり前のように登場して、戸惑われたことはありませんか。
これらはグローバル機能を表すものですが、必要性を感じるまではなかなか頭に入ってこずに、「海外の時間が分かるんだろうなー」という程度の知識で、なんとなくそのままにしてしまっている人も多いと思います。
しかし、現代は急速にグローバル化しつつある時代。ふとしたきっかけで海外と関わりをもつようになり、グローバル機能がとても身近なものになる可能性は誰にでもあるのです。本記事をお読みのあなたも、もしかしたら今まさに必要に迫られているかもしれませんね。
今回は、これからグローバル機能付きの腕時計を手に入れるときに役立つ情報をわかりやすくご紹介します。今まで知ったかぶりをしていた方も必読ですよ!

腕時計におけるグローバル機能の違いについて

まずは、腕時計におけるグローバル機能を表す用語を知っておきましょう。

GMTとは?

  • GMTとは、世界標準時間(Greenwich Mean Time=経度0であるイギリスのグリニッジ天文台をもとにした時刻)という意味
  • 「第2時間帯表示機能」とも呼ばれ、自国のほかにもう1か国の現地時間を表示できる

ワールドタイムとは?

  • ワールドタイムとは、世界の時差を腕時計上で表示する機能
  • ローカルタイムとも呼ばれ、自国のほかに世界各国(24~40都市)の現地時刻を表示できる

UTCとは?

  • UTCとは、協定世界時(Universal Time, Coordinated=調整された世界の時間)のこと
  • 1秒の長さをセシウム原子の振動数をもとに測定しており、1,000年間で1秒の誤差しかないという正確さを兼ね備えている

UTCのブランド時計はとても優れた性能を備えていますが、その分、値段も1ランク上になり、20万~30万円が相場となります。そこまでは求めない、という方も多いでしょう。
数万円あたりのお手頃価格でグローバル機能を備えたブランド時計をお探しでしたら、GMTまたはワールドタイム機能のモデルがお勧めです。UTCの正確さには少々劣りますが、利便性やデザイン性の部分では引けを取りません。

GMTのブランド時計を手に取りたいシーンから使い方まで

GMT機能付きの腕時計をしていれば、「あの国と日本の時差は○○時間」ということがひと目で分かってしまいます。
海外出張などの長期滞在のとき以外にも、取引の関係などで、日本にいながら特定の国の時刻を知りたいときなど、とても便利ですよね。
よく連絡を取り合う家族・友人・恋人が海外にいる場合にも役に立ちます。相手の生活リズムを考慮しながらやりとりができるでしょう。
GMTウォッチは、ビジネスシーンでもカジュアルシーンでも活躍するのです。

GMTウォッチの基本操作としては、リューズ(腕時計本体の横についている、小さな突起物)を回すことで時間合わせができます。リューズを1段引けば時針のみが単独で動き(時差修正)、リューズを2段引けば時針・分針・GMT針のすべてが連動して動きます(時間合わせ)。
もっとも、これはあくまで一例で、メーカーによって操作方法は異なります。GMT機能を正しく使用するには、付属の説明書をきちんとお読みくださいね。

ワールドタイムのブランド時計を手に取りたいシーンから使い方まで

ワールドタイム機能搭載の腕時計があれば、複数の国の時刻を一度に把握できます。
またUTCのように、時差を確認して時間を設定する必要がありません。腕時計の操作に不慣れな方でも、容易に操作できます。
グローバルニュースや海外スポーツなどに関心のある人は、様々な国の時間帯を手軽に確認できるのでお勧めです。

ワールドタイム機能は、想像以上に複雑な仕組みです。
文字盤上に世界主要都市を時差に沿って並べ、そこに24時間表示リングを配置する。こうした機構は、ワールドタイムが誕生するまでは誰も想像したことがありませんでした。1935年、世界で最初にワールドタイム機能を開発したのは時計師のルイ・コティエ氏。彼の高度な技術は、現代でも「コティエ式」として数多くのブランドで採用されています。

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UTCのブランド時計を手に取りたいシーンから使い方まで

UTCは、GMTにさらなる正確さが加わった機能で、基本的にはGMTウォッチと同じ位置づけです。
海外株取引など、何らかの事情で、1秒以上の誤差があっては困るという人なら、UTC機能付きの腕時計をお勧めします。
UTCは、GMTで扱われる「世界標準時間」ではなく、「国際原子時」を基準にしています。
これはセシウム原子の振動数を基準にした時系のことで、1年に百万分の1秒ほども狂わない高精度な原子時計として知られています。
1958年1月1日0時0分0秒の世界標準時間を原点としてスタートしていますが、そのまま使用していると、地球の自転速度の変動で世界標準時間とのズレが次第に大きくなってしまいます。そこで「国際原子時」と「世界標準時間」の誤差が0.9秒以上ならないように、うるう秒で調整をしたのが、UTC(協定世界時:Coordinated universal time)なのです。

前述したように、UTC機能を搭載したブランド時計はそれなりのご予算が必要です。20万~30万円をかけてでも正確に時間を把握したい方は、GMTやワールドタイムではなく、UTCをお選びください。

ブランド時計のグローバル機能を手に入れる前に、使用目的や価格相場を要チェック!

グローバル機能付きのブランド時計を手に入れたい方は、デザインや見やすさといった好みだけではなく、目的や価格もきちんと考慮して選びましょう
ひと口に「海外の時間が分かる」と言っても、何か国まで知ることができるのか、どこまで正確なのか、製品によって異なります。
似たような性能でも、正確さを求めるとケタがひとつ上がると言っても大げさではありません。

「GMT」「ワールドタイム」「UTC」などのグローバル機能について、気になることがありましたら、HAPPYSIDEの問い合わせフォームから、ご遠慮なくご質問ください。チャットサポートも行っておりますので、お気軽にご相談ください。


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